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作成日:2019/02/22
次世代交通に期待

最近は厚生労働省の不正統計調査の問題で持ちきりです。 経済状況の判断にも使用される統計数値に不正があったため、どのような影響がでてくるのでしょうか。

 新聞で企業欄を見ていると、心なしか昨年は見出しで純利益増・過去最高利益、下方修正、減益の文字で圧倒的に“増、最高”と言った景気の良い見出しが多かったように思いますが、最近は半々くらいになっているように思います。


 同じ企業欄で次世代交通、MaaS(マース・モビリティ アズ ア サービス)の単語が最近、気になっています。
総務省では、電車やバス、飛行機など複数の交通手段を乗り継いで移動する際、それらを跨いだ移動ルートは検索可能となりましたが、予約や運賃の支払いは、各事業者に対して個別に行う必要があります。このような仕組みを、手元のスマートフォン等から検索〜予約〜支払を一度に行えるように改めて・・・とホームページに書いてあります。


 イメージ的には、乗り換え検索アプリ(ソフトウエア)で目的地を指定すれば、電車やバス(移動手段の選択)の乗り換えルートが分かり、駅に着くと予約済みのタクシー(移動手段の選択)が待っている。観光地に着くと、そこで周遊するためのレンタサイクル(移動手段の選択)も確保されている。しかも最初に経路を選択した時点で決済が完了しているため、手続きはスマートフォンの支払決済システムやスマホに表示されたQRコードをかざすだけです。

 現在、福岡でトヨタと西日本鉄道がMaaSの実証実験を行っています。my routeと言うアプリをスマホにダウンロードして上記のようなサービスを実験しています。

まだまだ、各サービス会社を結びつけるのに、いろいろな問題があると思いますが、これから、私たちの移動は交通機関の時刻表に合わせるのではなく、移動先には既に交通手段が待っていると言うような便利な時代が来ているのでしょうか。出勤するとき、スマホで家の住所と会社の住所を入力すると、サービス会社が連れていってくれるとなると、自動車の所有が必要なくなり、自動車購入するよりもサービス会社への毎月定額支払いのほうが安価な時代がやってくるかもしれません。

 

平成31年2月

                                    横 山