作成日：2010/01/29

入　　梅

　入梅宣言後のうっとうしい天気のせいか気分が晴れない日が続いています。今年も既に半分を過ぎているというのにお客様の経営改善は思ったようにいかず、不安は増すばかり、思いっ切り非日常的なこと（深酒、運動）をやっても昔は明日へのエネルギーとなったものが、今はただ疲れが残るのみ。

　景気の先行指標といわれる日経平均株価がようやく一万円を超え、景気回復への期待が膨らみましたが、この２〜3日又下落しこれまたはっきりしません。

平成２１年度の補正予算が成立し、「エコカー購入補助」と「エコポイント制度」がスタートしています（別紙参照）。古河市でもプレミアム付き商品券「笑得大使」が大好評で２億５千万円分が完売になったとか、何とか地方都市古河の景気回復につながって欲しいものです。

　５月に思い立って６月１６日（本日）研修会を企画しました。講師や研修内容等の検討に手間取り、最後はすべて自分がやるはめになりました。税制改正、中小企業緊急雇用安定助成金、「経済危機対策」における中小企業金融対策について話しましたが、どれだけ為になったかは参加された企業の実績で証明されるのではないかと思っています。

　中小企業緊急雇用安定助成金など、国として本当に困っている人の今すぐにやらなければならない雇用のセーフテイネットの政策だとしたら、企業側に要求する書類の数も多く、時間もかかりすぎて、非常に使い勝手の悪い制度だと思いました。勿論私の知識不足もありますが、皆様方の受け止め方はいかがだったでしょうか。

　「経済危機対策」における中小企業金融対策に至っては厳しい現状を知っているだけに、「絵に描いた餅」のようです。

 

　最後にお願いを一つ。今年度の目標の一つに申告書への書面添付を掲げました。特に目新しいことをするという訳ではありませんが、当事務所が決算で行った手続きを書くだけの事ですし、調査の省略等にも役立つと思われますのでご協力方宜しくお願い致します。

 

書面添付制度---税理士会では税理士の権利だと主張しており、税務署への説明書類として定着していくものと思われます。