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作成日:2010/01/29
勝負の年 幕開け
 アメリカ発の不況が全世界を巻き込んで始まった2009年ですが、日本では優良企業の余りにも性急な期間労働者のリストラでいろいろ雇用の問題がクローズアップされた年越でした。
 産業景気予測特集「別紙参照」で主要30業種の1月から3月までの動きを見ると薄日がさしているのはネットサービス,アミューズメントくらいであとは曇り、小雨、雨となっています。
 このような不況一色の中で、不況を逆手にとって「ピンチはチャンス」という諺を信じて大胆な経営改善を進めている企業もあります。
 恐らく何かを変えなければ存続できない企業、変えるべき何かが分からない経営者は沢山いると思います。世代交代も進んでいるように、今があらゆることを変えることが出来るチャンスなのではないでしょうか。
 勝負の年の幕開けは企業存続のピンチでもありますがチャンスでもあります。
 発明家はものを見る目が違うといわれておりますがアイデアの基となる現象は変わりなくとも、いつも考えている人とそうでない人は同じものをみても格段の違いがあるといっております。
 今回の世界同時不況はマクロ的にはアメリカの景気回復待ちとなりますが、ミクロ的には産業構造の変革をきたすような動きになるのかもしれません。食料自給率を40%から80%までに引き上げる為の農林漁業政策、社会福祉(高齢者福祉)に適合した施設の充実、人的資源の確保、ロボット技術の開発、低炭素社会に適合した石油エネルギーの代替エネルギー、環境問題に適合した様々な技術、医療崩壊を無くす為の人的資源の確保、雇用の安定と老後の安定した生活を守る為の年金制度の充実等足らないところに重点的に予算配置をして多くの素晴らしい研究の成果を輸出していく必要があると思います。
 「その時自分ならばどうする」は私の座右の銘ですが、絶えず相手のことを慮り、相手の目線で経営改善にご協力が出来たらいいなと思います。
 あと1ヶ月で個人所得税の確定申告が始まります。2月中に40%以上を終わらせる計画で職員一同毎日頑張っております。1日でも早く決算を終わらせ、そして何をなすべきか何をなさざるべきか、今年度の計画に昨年度の結果を反映させていただきたいと思います。ご協力のほど宜しくお願い致します。
 私達の仕事も社会に必要とされるような存在でありたいと思っています。
 勝負の年に皆さん方とともに全力を挙げて頑張ることを宣言し新年のご挨拶と致します。
                 2009年1月16日 桑  原