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作成日:2010/01/29
5月の異変
ゴールデンウィークもあっという間に過ぎました。皆様いかがお過ごしになりましたでしょうか。
私の場合は、5月初旬は天気予報に反して不順な天気が続いたことや計画性の無さもあって,家や事務所で片付けをしたり、決して広いとはいえない庭の雑草を取ったり、庭木を切ったり、新緑が眩しい土手を散歩したりしてのんびりと過ごしました。人ごみの中に出かけるのが歳のせいかだんだん億劫になって来ているのかも知れません。
昨日今日は特に台風の影響で肌寒い一日となっております。
ミャンマーのサイクロン被害、中国の地震といった大災害、わが国の天候不順も地球温暖化や環境破壊のせいなのでしょうか。
平成20年度税制改正等も国会を通りました。職員ともども、しっかり勉強して皆様方のお役に立たなければならないと思います。
今日の間税会の理事会でも今年1月に実施したアンケートの結果について、税の課題としていつ幾らどのような方法で税を収納するかという入り口の問題よりも特別会計を含む行財政改革のありかた、その税をどのように使ったかという出口の問題に議論が集中しました。まさに税を考え、国政に届けるという組織で無ければ組織としての存続の意味はないということかもしれません。極めて難しい課題ですが、これを避けて通れば間税会の明日はないということで、税制の抜本改革に向けて引き続き検討することになりました。
根底には来る日も来る日もマスコミ報道で繰り返される、ねじれ国会で明らかになった消えた年金、道路特定財源のあきれ果てた無駄づかい、後期高齢者医療制度に対する配慮のなさ、医療崩壊、食の安全、食料自給率40%の是非、資源や食料の相次ぐ値上げ等国民生活をおびやかす問題が山積しているのに、国民と遊離した生活感のない政治に対する不信感や怒りがアンケートに集約されたのではないかと思います。             
本当に納得できる税金の使い方がされれば、幾ら生活が厳しくても国民の共通経費だという認識をもたれた方々ばかりなので、世界トップの少子高齢化の日本、たとへ増税になっても止むを得ないと思っておられると信じています。
最近の私は持病の腰痛を治すため、土曜日と日曜日は必ず歩くことにしています。雨が降れば体育館のトレッドミルという器械の上を歩きます。
車で30分から1時間走り空気のきれいなところに駐車して、自然の移り変わるさまを楽しみながら妻と二人1時間くらい早足で歩きます。帰り着くと温泉(銭湯という人もいます)へ行き汗を流しておいしいビールを飲むための準備を完了させます。
こんなささやかな幸せで明日への活力は生まれてくるのでしょうか。不安一杯ですが私流に生きてみたいと思います。
 
                     2008年5月  桑 原