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作成日:2010/01/29
初夏
桜の花も散り、緑が眩しい新緑の季節となりました。
4月の終わりから5月の初めにかけて10連休の会社もあるとか、暦の上では行楽シーズン到来です。
しかし、今年は例年と違った風景が展開されそうです。
石油エネルギーを初めとする輸入資源の高騰等により企業業績が落ち込み、日本経済を引っ張ってきた自動車業界も円高の影響で輸出が減ると同時に原材料の値上げラッシュで一時ほどの勢いはありません。地方の中小企業は好況感を感じる間もありませんでした。先日発表された地価公示で茨城県は16年連続下落という不名誉な記録を更新中です。                               
 
アメリカのサブプライムローンに端を発した不況はとどまるところをしらず、円の急騰により外国債券等は軒並み目減りし、かなりの投資家は損失を蒙っています。円安になるのを待てばいいとの説明で、勧めた側の責任は無くグローバル経済に踊らされた投資家のみが責任を負わされそうです。          
 
極め付きは食料の値上がりです。自給率40%を続けてきたわが国農政のつけがここに来て出てきたような気がします。給料は上がらず、業績も上がらず、消費も伸びず、年金問題も解決せず、多くの特別会計での無駄づかいがマスコミ報道される中、団塊の世代が75歳になる2023年に後期高齢者の医療費が30兆円になるとの試算により後期高齢者の医療制度なるものが始まりました?  国民への十分な周知は図られたのでしょうか。
現在の混乱が答えを示しているように思われます                        
 
ねじれ国会と簡単に言いますが、選挙だけに目がいっているとしか言いようがない自民党、民主党双方の支持率が下がっているという国民の声なき声に強いリーダーシップを発揮して応えて欲しいものです。
私の腰痛も治りませんが、国民の痛みも治りません。
 
来月は明るい話題を満載してお届けしたいと思います。
 
                         2008年 桑原