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作成日:2010/01/29
変革の時代
 ドッグイヤー(犬が年をとる早さは人間の7倍)という言葉は最近の変化を象徴する言葉として数多く使われています。
 全ての事を理解しなくても生活に支障はありませんので、特に関係がないことに対しては無関心でいられますが、知っている人は得をし、知らない人は損をする事が当然のこととなった時には、多くの人々は知らなければ損をする事が多くてパニック状態に陥るでしょう。
 原理原則からして、こうなる筈だという思考に変わりはありませんが余りに複雑多岐に亘る内容だとあちこちの条文が複雑に関連しているような今の法律では、弁護士がいなければ、素人の考えではどうしても紛争に負けてしまいます。
 国民の為の法律であるべき法律が平等という名のもとに機能不全に陥っているようにも思えます。
 消費税の増税論議も他の諸外国に比して安いか高いかではなく、本当に老後が保証されているかどうかという条件をもとに比較しなければ意味のない話となります。日本の年金はどうでしょうか。万全でしょうか? 年金を払わず老後に生活保護を受ける人の方が真面目に年金を支払った人より沢山のサービスや年金を受けられるということが喧伝されていますが、そのような事が少しでもあるとすれば年金財政が破綻するのは目に見えています。
 きめ細かな改善を進めると共に、ここは一つ思い切って年金辞退者を募り、市町村からは感謝状、又、金額に応じて国からは勲章を出すなどの措置を実施してはどうなのでしょうか?
年金受給額年間300万円の人が100万人辞退していただければ、年間3兆円の歳出削減となり問題は解決します。
 もともと社会保障の仕組は相互扶助を目的としたもので、このような考え方をもっともっと小さい頃から教育していけば、きっと弱者にやさしい良い国となる筈だったと思うのですが・・・。
 
 といいながらも経済はデフレから脱却し、消費やレジャーも上向いています。愚痴なんか言っている場合ではありません。頑張る時だと思います。梅雨から夏にかけて更なる成長発展の為に!
                       平成18年7月  桑 原