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作成日:2012/02/10
古河市は本当に天災の少ない良い街で感謝しています

 今年の冬は日本上空を覆う寒波の影響でしょうか、日本列島いたるところで豪雪に見舞われています。「一難去ってまた一難」という諺がありますが、昨年の東日本大地震に続く大雪による災害は、被災地の皆様方や復興を目指して頑張っている企業家の皆さんの心までも凍らせ、日本経済に及ぼす影響は果てしなく重い物となっています。
 私たちの住んでいる古河市はこれまでのところ、地震もなければ津波や放射能の影響も軽微にすんで、本当に感謝です。天災といって片づけることなく、天災が人災に至った経緯を詳しく分析し、被害を最小限度にとどめる努力が必要ではないのでしょうか。この様な事を考えながら「被災された方と自分を対置させ」いつまでも「絆」を大事にしていきたいと考える今日この頃です。

  さて、今月は個人の所得税・消費税・贈与税の確定申告と納付期限です。皆様方におかれましては、本当にお忙しいところ、ご協力を頂いて順調に作業が進んでいます。
 誠に有難うございます。心より御礼申し上げます。
 結果につきましては、悲喜交々だと思いますが、残念な結果に終わった方は、これに挫けることなく、心を強く持って経営改善計画を立て今年の計画に織り込んでいただきたいと思います。今月号では中小企業の労働生産性向上に必要なことを取り上げました。
 中小企業庁発行の「2011年版中小企業白書」によれば、中小企業の労働生産性は大企業の約半分で1時間当たりの労働生産性は3千円未満だといわれています。具体的な取り組みは業種や業態によって異なりますが、大きな検討課題だと思います。

  金融円滑化法案により、リスケジュール(条件変更)が増えた影響か、昨年来、金融機関の貸し渋りが顕著になってきています。これでは、投資に向かうお金の供給はストップし、経済全体が萎縮して縮小することになりかねません。政治の貧困さについて文句を言っている間に自分の会社が倒産してしまったという話も聞きました。
 資金繰りにはくれぐれも気を配り、自社の資金サイクルにあわせ、早めの資金手当てをするなど、自助努力をされますよう、当事務所の担当者とも密接な連絡を取っていただきたいと思います。

 

                        2012年2月  桑 原