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作成日:2012/11/22
年 末 選 挙

 今年もあと1ヶ月あまりとなったところで突然、衆議院が解散となりました。
国民不在の政治が続いていますので、遅すぎた決断に年末の選挙結果はどうなるのか。皆目見当がつきません。
 雨後のたけのこのごとく多くの少数政党が出来、国民の選択が容易に出来る状況ではない中でのあわただしい解散は、第三極が纏ったり、選挙準備が出来ないうちにやってしまおうという既成政党のエゴであるという話も聞かれます。
 投票率は天気次第というマスコミもありますが、全党の政策が一致している景気回復や東日本大震災の復興はともかくとして、争点となる脱原発か、増税か規制緩和か、反官僚か、地域主権かTPP加入賛否等一つの党でさえ考えが一致していない状況も見え隠れします。国の根幹を為す外交、防衛、教育についても議員個人が勝手な事を言っているようにしか見えません。
 このような状況下で、国民の意思を示すというのははなはだ困難ですが、どうか国民の権利である選挙権だけは放棄しないで欲しいと思います。
 表立って騒がれない電気料金、社会保険料のアップなど国民生活に対するしわ寄せだけは着々と進んでいますし、来年度からは、給与所得控除の改正、退職所得課税の改正、復興特別所得税の創設など増税項目も目白押しとなっています。
 私の孫も4歳になりだんだん難しいパズルに挑戦しています。私達も色々な政党の言い分を聞いて、どの政党の主張が日本の将来ある姿に結び付けてくれるか十分に判断した上で投票所に行きましょう。
 国民主権の国でありたいものです。

                2012年11月    桑  原