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作成日:2014/03/18
確定申告を終えて

 皆様方、には多大なるご協力を賜り、所得税と消費税の確定申告も無事に終わりました。ご協力有難うございました。

 

 1日でも早く、平成25年度の結果をお知らせしたくて、早めの資料提出をお願いしておりましたがスムーズに申告まで完了し、ほっとしております。

 お客様の中には、良い成績が残せて法人化という選択肢が出てきた個人事業者の方も散見されます。法人税率の引き下げ等社会情勢を参考にされ結論を出していただければ幸いです。

 白色申告の方には記帳範囲がほぼ同じならと、青色申告の恩典を享受していただくように、お勧めしました。

 平成25年度の特徴としては、アベノミクスの影響でしょうか、株式の譲渡が増え、24年度から繰り越してこられた欠損金を一掃し、利益を出されたように思います。昨年度にお知らせしたとおり、26年度から軽減特例がなくなり税率がこれまでの倍になるということで、国全体でも大幅に株取引が増え、証券会社も多大な利益を生じたという話です。

 東京では、すでに不動産バブルが始まっているようで、土地の値上がりが始まっていると聞いております。景気の先行きが不透明な中、大企業の社員の給与だけが上がる結果にだけはして欲しくないですね。好景気の大企業から中小企業への波及効果が一日も早く顕在化し、消費税率がUPになっても反動減が生じないように祈っています。

 ふるさと納税も散見されました。東日本大震災への支援から始まった制度ですが、素晴らしい事だと思います。領収書は必ず保管をして申告時に提出して下さい。

 

 4月より3万円以上の領収書に貼る印紙が5万円以上となります。消費税加算の前の金額で認定されますので、消費税額を領収書に明示して分るような工夫が必要になります。(例えば、税抜商品代49,900円の場合、領収額53,892円 内消費税 3,992円と書いて下さい)

 

                 

                                            2014年3月   桑 原