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作成日:2014/08/11
先祖代々

8月(葉月)は青森ねぶた祭りに始まり、秋田竿灯祭り、仙台七夕祭りと続きます。旧暦では8月7日は立秋となっていますが、まだまだ暑い日が続きます。

8月も中旬が過ぎると、子供達の夏休み終了のカウントダウンがはじまります。

 

お盆休みは帰省して、お墓参りに行かれる方が多いのではないでしょうか。

若いころは、お墓参りと言っても、取り立てて何の思い入れもなく、お線香をあげ、手を合わせただけのように思います。

最近の都会?のお墓参りというと、パソコンによるお墓参り、忙しくて帰省できない人のために、お墓参りの代行・お墓掃除の代行や付き添いサービスなるものがあるそうです。それを聞いて、最初は、“ちょっとそれでいいのかな?”と感じました。

しかし、高齢化、核家族化するなかで、年齢と共に自分の身体が自由に動けなくなり、お墓参りに行きたくても行くことができない事になるかもしれません。

お墓の掃除も難しくなります。まして、遠方にお墓がある場合、行きたくても行けません。

お墓が雑草で覆われたり、こけが生えたりしていては、ご先祖様に大変申し訳のないことです。 

各地の墓地で、放置され荒れ果ててきているお墓がめだってきているといいます。

これからお墓を守り続けることの難しさがあります。

少子高齢化が進む日本の中では高齢者だけではなく、若い世代も真剣に考えなくてはならない問題ではないでしょうか。

ここ数年、歳と共に、ご先祖様に感謝している自分がいます。若い頃には考えられないことです。

 

                                                                         2014年8月  横 山