参議院選挙は予想通り与党が過半数の議席を獲得し、安倍首相は国民の信任を得たとしてアベノミクスを一層加速させるとしています。デフレ脱却へ向けて大胆な経済対策を・・・。
今までも似たようなセリフを聞いてきたような気もしますが、期待したいです。
今回は政策が云々よりも18歳、19歳の初めての選挙となることの方が騒がれていたような気がします。先に行われたイギリスの国民投票は、残留派が多数であった若年層の投票率の低さが、離脱という結果に影響を及ぼしたと言われています。
この結果が今回の選挙の投票率にどのくらい反映するのか少し興味がありましたが、イギリスのような大きな選挙でもないこともあり全体的には低調に終わりました。
18歳の投票率は高かったようですが、若年層としては残念な数値になりました。
たまたま今回、私の娘も18歳ということで一緒に選挙に行ってきました。
送られてきた投票券を携帯で撮ったり、独特な選挙会場の雰囲気を愉しんだりしていたようです。
一部の政治家のメディアを意識した言動や金銭問題などはもうウンザリですが、これからも無くならないでしょう。ましてや自分の一票が形となって現われるわけでもありませんから、私もそうでしたが余計に選挙から足が遠のくと思います。
主権者教育とよく言われますが、本当に必要なのか疑問を感じます。魅力ある政治家が一人でも多く世に出てくれた方がよっぽどためになるといつも思います。
ただ、イギリスの国民投票がそうであったように、これからの時代の主役は若い人たちであり自分の主張は選挙でしか表わせません。
たった一票ですが大切にして欲しいと思います。
高 橋