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作成日:2018/02/24
お財布必要ですか?

 

今年に入り慌ただしいひと月が過ぎました。成人の日、横浜の振袖レンタル業者「はれのひ」が突然の休業、そして破産手続きの決定、ビットコインを始めとした仮想通貨相場が暴落、日経平均株価が一時24,000円台となり26年ぶり高値を記録、日本各地で数年に一度の大雪で東京都心部でも大雪警報が発令、群馬県-草津白根山が噴火、大手仮想通貨取引所「コインチェック」で仮想通貨580億円分が流出と、戌笑う年なのに何か大きな変化が起こる年なのでしょうか。

 

最近のニュースでキャッシュレスの話題が二つ取り上げられました。

ローソンは早ければ2018年中にも利用客がスマートフォンで商品のバーコードを読み取って決済する仕組みを一部店舗で導入するとの事。現金を使わない「キャッシュレス決済」は便利なうえに、店や企業にとっても現金決済のミス・現金管理によるコスト削減など業務の効率化につながり、深刻な人手不足を緩和する効果も期待されています。政府はキャッシュレス社会を「企業の生産性の向上につながる」と位置づけ、2027年にはキャッシュレス決済の比率を40%程度(現在日本20%)にまで引き上げる目標を掲げています。

新たな主役として、注目度が高まっているのが「QRコード」です。QRコードならではの特長があります。まず利用者にとっては、自分が使っているスマホの通信会社や機種に縛られません。さらに店側も、タブレット端末やスマホがあれば、専用の装置を用意する必要がなく、導入の費用を抑えることができます。

アマゾンでは、レジが無いコンビニエンスストア「アマゾン・ゴー」を一般向けに開業しました。画像認識や深層学習(AI)の技術によって「棚から品物を取って歩いて外に出るだけ」で会計が済む仕組みを作り上げました。スマートフォンに「アマゾン・ゴー」のQRコードを入れてお店に入ります。天井に数百台のカメラが設置してあり、客が何を購入したかを認識しているそうです。お店にあって当然だったレジがないそうです。

 

将来、決済手段として、マイナンバーと銀行口座と生体認証(指紋、静脈、顔、目、声)の紐づけにより、手ぶらで物が買える社会がやってくるかもしれません。

人手不足や生産性の効率を補うためIT関連技術が発達し、ドッグイヤーどころではないように感じます。

 

 

                                                                                平成30年2月  横 山