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作成日:2019/01/22
スマホ依存

昨年12月にソフトバンクの通信障害が起き完全復旧するまでの約4時間半、日常の必需品となった携帯電話(スマホ)が使えないことに利用者は混乱していました。
財布を持たず全て携帯電話で済ましていた人はどう対応したのでしょう。これを教訓にして千円くらいの現金を持つようになるのでしょうか。

 ここ数年であっという間に普及した携帯電話(スマホ)は、瞬時に検索して調べものが出来るし買い物もゲームも出来る便利な物で、手放すことができなくなっています。
「依存」もどんどん深刻になっているがそれはもうしょうがないとも思います。
ただ、メールやSNSが届けばお知らせ音が鳴り、スマホを確認し、必要ならば返信するといった毎日の繰り返しを目にしていると、スマホを使いこなす側の人間が逆にスマホに支配されているようです。
 あるとき「携帯圏外」を売りにしたキャンプ場が予想外に人気でリピーターも多いとの記事がありました。
日頃から大量の情報を詰め込んで、ゆっくり思考する暇を与えない社会に、いっさいの情報を遮断した環境に身を置くことを欲するのは、パソコンやスマホから解放されたいという願望が多くの人達にあるのではないか、と書かれていました。
現実逃避なのかもしれませんがそれだけではないとも思います。

 いろいろと便利になってはいますが不自由さを感じることもあります。
「思考が人格を作る」という仏教の教えがありますが、スマホの便利さによってあまり思考する事がなくなり、人格に影響を及ぼすとしたら少々不安を感じます。
特にこれからの子供たちは大丈夫なのかと余計な心配をしてしまいます。

 私自身はスマホを使い始めてもう何年にもなります。
今から止めることは難しくなっていますが、お知らせ音OFF!位置情報OFF!既読無視結構!便利過ぎて人として衰えないように気を付けながら、自分なりのルールを決めてこれからも上手に使っていければと思います。

                                 20191月  高橋