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作成日:2020/07/17
コロナ終息後は

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、人々は緊急事態要請により外出自粛、在宅勤務、オンライン授業等を経験しているのではないでしょうか。  当たり前だと思われてきた常識が激変しました。(通勤、出張・転勤、ハンコ、名刺、現金)   新しい生活様式や従来にないビジネス、これまで気づかなかった新しい価値観がでてきています。

 現在、医療、感染予防では、医療崩壊を起こさないためにソーシャルディスタンス、マスクの重要性、PCR検査の不足 、新型コロナウイルス治療薬の迅速承認が待たれています。行政では特別定額給付金、持続化給付金(中小企業200万円、個人事業主 100万円)、家賃支援給付金、雇用調整助成金により中小企業を支援しています。(審査や申請に時間がかかり、倒産するケースもでてきています)。 教育・生活では学校の休校(現在再開)、オンライン授業(端末・ネットワーク環境に差がある) 、教育格差の課題、 飲食等デリバリー利用が増えています。  仕事、産業ではテレワークの推進(全国実施率27.9%、東京都49.1%) 、出社率58.5%(緊急事態宣言下)  、観光業界・飲食店・遊興娯楽・イベント・スポーツは大きなダメージを受けています。また、 非正規雇用の雇止めが加速しました。農業・水産:飲食店営業自粛に伴う、農水産物の供給過剰(需要減)、外国人技能実習生来日延期に伴う人手不足が起きています。

 この先、リモート化 オンライン化が加速し、あらゆるコミュニケーションがオンライン化(テレワーク、オンライン授業、遠隔診療、商談、娯楽など)になり、人に会うのは本当に必要な一部分で、直接会った時の臨場感による価値が向上し、地方に広い家を持ち、そこが勤務地(仕事場)など産業構造の変化、飲食業や観光業はオンラインによる新ビジネスが次々登場 (バーチャルと現実の共有)するのではないでしょうか。

 これから伸びる業界として通販、輸送・宅配、IT・AI・ロボットなどの先端技術、通信事業、ゲーム、動画配信と言われています。一方打撃を受ける業界は賃貸オフィスの減少、鉄道・航空、輸送機器、服飾、飲食(飲み会の減少)、コンサート、 スポーツ観戦、映画館、パチンコ、娯楽遊興と言われています。 先日、お客様に訪問した時にテレビ会議システムのズームを使用していると仰っていました。時間の効率化は出来たものの、業務報告のみで不必要な会話がないと言うことでした。
デジタル化が進んでもコミュニケーションや臨場感を共有することは必要不可欠な事ではないでしょうか。

 

                                2020年 8月

                                     横 山