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作成日:2020/09/23
防災とコロナ禍

 今月1日は「防災の日」でした。
台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、それらの災害に対処する心構えを準備するためとして、1960年に内閣の閣議了解により制定されたということです。
また、1982年からは、9月1日の「防災の日」を含む1週間(8月30日から9月5日)が「防災週間」と定められています。
 皆様は、防災用品の点検、準備あるいは避難場所や避難経路等の確認などされましたでしょうか。
 私は、ハザードマップの再確認と防災用品の不足品の購入などをしました。昨年の令和元年台風第19号の時には、スーパーやドラッグストアに何ヶ所か行きましたが、乾電池や食料品や水などが品切れで購入することが出来ませんでした。また、避難指示なども出たのですがかなり早い時間に避難所が満員になってしまったようです。
 ただでさえ、年々、台風の勢力が強くなったり、ゲリラ豪雨などの異常な大雨あるいは地震など大きな災害を受ける可能性が高くなっているのに、今年はコロナ禍で避難の方法も変わってきています。避難所が密にならないよう収容人数が少なくなり、避難場所の確保が難しくなっている自治体もあるようです。そこで、親戚や友人宅などへの避難ということも言われていますが、近くに住んでいると一緒に避難ということも考えられますし、離れた親戚というとそこまでの移動手段を考えると現実的に難しいのではないかとも思います。
 今回、災害への準備をする中で、コロナ禍により避難所が少なくなり避難できる人数が減ってしまうとは正直考えていませんでした。
 新型コロナウィルス感染症の収束の見込みが不明ななか、避難方法一つをとってもコロナ禍により新様式が当たり前となってきています。これからも、日常生活においてあらゆる新様式が当たり前になっていった時に柔軟に対応できるよう心がけていきたいと思います。
 最後に、今年のNHK紅白歌合戦が感染防止の為、1951年以来初めて無観客で実施されるそうです。また、成田山新勝寺の2021年の初詣も分散参拝を呼び掛けることを決めたということです。恒例行事などは新様式になると寂しいものも沢山ありますので、新型コロナウィルス感染症が早く終息することを願っています。

                                       令和2年9月
                                             三田