国連が毎年発表している「世界幸福度ランキング」で、フィンランドが4年連続の1位
になり、2位デンマーク、3位スイスと続き上位10ヶ国のうち9ヶ国が欧州で我が国日本
は56位でした。ただ、調査項目の特性や文化的背景もありこの結果が正確であるかは
疑問の余地があるようですが・・・。
幸福度には、人生で何をするかを選択できる「自由度」と、相手を受け入れて人とのつ
ながりを作る「寛容さ」が間違いなく影響するそうです。
日本はこの「自由度」と「寛容さ」に社会的な課題があるようです。
今回の調査では、新型コロナウイルス感染症により、多くの人が日常生活にさまざまな
制約を強いられてきたため、「幸福度は下がる」と予想されていたところ平均としては低下
していなかったようです。
コロナ禍で得た「他社との連帯感や仲間意識、つながり」のほうが幸福度に大きなプラス
の影響を与えたとのことです。
75年の長期にわたる「人の幸福度」についての研究(ハーバード大学)によれば、人の
幸福度に最も影響を与えるのは「温かな人間関係である」と結論づけています。
経済的裕福ではないことに少し救われる気がしました。
この「温かな人間関係」=「良好な人間関係」を築くアクションプランとして
@スキンシップ
A心が温まる映画を観る
B1日5善(1日1善では効果がない)
以上の3つがあるようで、多分難しくはなさそうですが・・・。
自分の幸福度が上がるものが何か人それぞれですが、このコロナ禍においてじっくり考
えてみるのもよいのではないでしょうか。
2021年4月
高橋

作成日:2021/04/26
幸福度