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作成日:2021/05/25
苦境を乗り越えて

 新型コロナウィルス感染症の終息がまだまだ見通しが立たない中、二度目のマスクが息苦しい季節となってしまいました。希望のワクチン接種もやっと始まりましたが、医療従事者の接種が完了しない中、高齢者の接種も始まり予約が取れない状況が続いています。
私も高齢の母がおり持病もありますので母に代わり申込の手続をしましたが、希望の会場は早くても7月になってしまう為別の会場で何とか予約をすることができました。
 人数分のワクチンの確保はできているとは言っても、出来るなら早く接種を受けたいというのは当然のことだと思います。一日でも早く、希望者全員が接種ができるようにと願っています。

 話は変わりますが、皆さんは買い物をする時にどの位キャッシュレスで支払いをしていますでしょうか?
 先日、テレビを見ていましたら、小学校の低学年の算数の授業で「買い物をしておつりはいくらですか。」という問題で、おつりが何か分からない子がいてそのクラスでは9割くらいの子が分からなかったという内容のものを放送していました。では、保護者と一緒に買い物に行かないのかというとそうではなく、レジではキャッシュレスで会計を済ませる為、釣銭を貰うという事が無いそうです。更には、使った履歴が残る為、お小遣いもスイカにチャージして渡している家庭もあるという事でした。
 政府も2018年春に「キャッシュレス・ビジョン」を提唱し、キャッシュレスの普及を推進しています。元々は、東京オリンピック・パラリンピック、大阪万博と国際的なイベントが続く中、海外からのインバウンド需要を見越した上での計画でしたが、このコロナ禍で現金を介しての接触を減らす、外出を控えて通信販売・ネット販売で買い物をする、という事で利用者が増えたのではないかと思います。
 また、子供たちの教育においてもかねてよりICT教育を推進していましたが、やはりこのコロナ禍で一気に進んだのではないでしょうか。昨年の学校の休校時、オンライン授業を行う事ができた学校とそうではない学校とでは、学習面での格差が相当あったのではないかと思っています。私の家でも下の子は小学6年生ですが、先日ChromeBookが一人一台ずつ配布されました。

 コロナ禍で苦しく厳しい状況が続く中ですが、新しいビジネスの誕生、様々な技術の進歩や発明など時代が進んでいるのも事実だと思います。
 苦境を乗り越えた後には、素晴らしい事が待っていると信じつつ、時代に乗り遅れないように頑張っていきたいと思います。
                                         令和3年5月
                                              三 田