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作成日:2021/07/21
東京オリンピック

 東京における新型コロナウイルスの新規感染者がまたも1,000人を越えました。専門家は、感染が急速に拡大していて、早期に第3波を超える可能性があると指摘しました。
 感染力が高いとされる変異株の影響もありますが、ここまでの急速な感染拡大を国は想定していたのでしょうか。「コロナ慣れ」「宣言慣れ」で、人流を抑制できないのでは当然の結果であり、今までのやり方ではこれから通用しないことを証明されたようなものです。
 海外のように「新規感染者数」より、「死亡者数」「重症者数」を注視し、経済を回すことを優先すべきなのでしょうか。
 新型コロナウイルスの影響で失業した人や収入が減った人に生活資金を無利子で貸し出す「特例貸付制度」の貸付総額が1兆円を超えたそうです。
貸付の利用は全体で128万世帯、そのうち貸付上限まで借りた人は31万世帯に上ります。日本の総世帯数が約4,900万世帯だとすると、2.6%の人たちがギリギリの生活を強いられている計算です。このコロナ禍、仕事があり普通に生活できている現状が、すごく有り難いことであるのを感じます。
 毎日繰り返される新型コロナウイルスや自然災害のニュースには暗くなりがちですが、最近の、大リーグ・エンゼルス大谷翔平選手の活躍には気持ちが明るくなります。
ホームランダービートップを快走し、先日には大リーグのオールスターに史上初めて投手、1番打者として先発出場しました。調子、人気とも今絶好調の大谷選手の活躍に元気をもらっている人はたくさんいるのではないでしょうか。
 今月23日(金)から東京オリンピックが開催される予定ですが、現在の感染状況から途中での開催中止などの可能性が取り沙汰されています。
そのような中、主役である選手たちの大会に臨むための準備は、メンタル面を含めて想像以上に大変だと尾も負います。
 世論の多くは開催に慎重ですが、選手1人1人、もし開催されるのであれば自分たちの競技を見た人たちを少しでも元気付けたいと願っているのではないでしょうか。
 良い意味でも悪い意味でも東京オリンピックが歴史的な大会になるのは間違いなく、予定通り開催されるのであれば、このコロナ禍の暗い世界に明るい元気を与えて欲しいと思います。

                                   2021年7月   高橋