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作成日:2021/11/26
持続可能性

 イギリスで開かれたCOP26が13日閉幕しました。成果文書に盛り込まれるはずだった
「石炭火力発電の段階的廃止」という表現が、中国とインドの要求により「段階的削減」
という弱い表現に修正されました。会議は全会一致が原則なため、一国でも反対すれば
決裂となるため決裂回避を優先した結果とのことです。

これで本当に2050年にカーボンニュートラルが達成できるのか甚だ疑問です。
 この会議が始まったのは1995年に遡ります。今から26年前ですが、さらにその何年も前
には現在の地球環境危機は予想されていました。

ただ、その当時は、将来世代はより高度な技術を用いて、気候変動に対処できるようにな
るであろうとの主張がまかり通り、この希望的観測や経済成長重視(格差の拡大)により地
球環境は悪化してしまいました。

 現在の資本主義経済が成長を志向する限りこの流れは止められないし、同じく環境破
壊を止めることもできないという主張等さまざまな意見がありますが、限りある地球の資源を
考えた時、これからの生活は持続可能なものに見直す時期にきているのだと思います。

問題の先送りをすることなく・・・。
 今後10年が気候変動対策において最後のチャンスになると言われています。
多発する自然災害による影響など、もはや対岸の火事ではありません。個人の意識も含め
てこの間に大きく変わる何かを期待したいと思います。


 令和5年10月からインボイス制度が始まります。そのための登録申請が10月から始まりま
した。消費税の納税者はもちろんのこと納税者でなくても重要な制度になります。

大げさに言えば今後の取引にも影響が及ぶかもしれないものです。
 研修にもあったのですが、準備が全てです。期日間近に慌てることの内容不明な点等は
何なりとご相談いただければと思います。



                                       2021年11月
                                             高橋