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作成日:2022/08/25
少子高齢化

 連日、猛暑日が続いています。
皆様、熱中症には気を付けてお過ごし下さい。

 お盆前に共同墓地の掃除があり今年は高校生の娘も一緒に行ってきました。
暑い中、娘が墓石の掃除や草取りなど手伝ってくれましたが、帰りに「テレビで宣伝しているようなきれいな建物の中にある納骨堂の方が楽でいいよね。」と言いました。
その後、偶々、納骨堂をめぐる訴訟の記事を見つけ読んでみると、少子高齢化や独身世帯の増加に伴う墓地の継承者不在などを背景に墓の遺骨を改葬する人が増加、併せて納骨堂の数も右肩上がりで増え続けており、令和2年度は全国で1万3038施設に達しているということでした。

 5月7日、米テスラCEOのイーロン・マスク氏がツイッター上に「出生率が死亡率を上回るような変化がない限り、日本はいずれ存在しなくなるだろう。」と投稿し、世間の関心を集めました。

 少子高齢化により、年金制度の崩壊、医療費の高騰、経済成長率の低迷、医師不足、介護業界の人出不足等が懸念されています。
 コロナウィルス感染症が流行して以来、医師不足・病床不足などで診察を受けられない人も大勢います。また、老老介護も身近なものとなっており、影響は既に出ています。
OECDによると日本は、人口当たりの医師数は32位ということです。(2019年)
 2050年には、現在の先進国から発展途上国へ格下げされるという予想も出ているようです。

 少子高齢化は、すぐに解決できるものではありませんが、子供たちが大人になったとき、安心して暮らせる国になっていてほしいと願っています。

 

                                      令和4年8月

                                          三 田