お知らせ
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作成日:2010/07/20
発想の転換



 先月号では「ムダ.ムラ.ムリ」を生み出さないための日常業務の進め方を取り上げました。まずは原点に帰って出来る事からやってみようという事でしたが、次のステップは発想の転換に心がけてみることかなと思います。

 「企業は解決されるべき問題の集合体である」とマクドノー教授は述べておられますが、企業経営は環境に対する創造的適応活動であると思います。問題解決に当っては全ての事柄について「何故」という疑問を発し、原因を究明し対策を考え、実行に移す必要があります。自然現象にしても経営にしても同じことが言えると思います。

  今年の梅雨の記録的豪雨による土砂災害ははたして天災なのでしょうか。日本が地球温暖化により温帯性気候から亜熱帯性気候に変わったという人もいるし、乱開発の結果だという方もいます。この様な環境の変化に対してどう対応したらよいのか。人間の叡智が試されているのかもしれません。

  温度差を考えた農作物の作付けも早くから考えてこられた方もいますが最初は「この人は頭がおかしいのではないか」と思われたそうです。常識の非常識という言葉がありますがまさにそのとおりかもしれません。時代により常識は変わっていくものなのでしょう。

  この世の中、仕方が無いでは済まされないことが山ほどあります。「好奇心」「不便さの克服と副作用」の問題は表裏一体で考えないといけないのではないでしょうか。

  今年の夏は子供に戻って「何故」を連発し経営革新に取り組んでみたいと思います。

 

                     2010年7月  桑 原

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