５月も半ばだというのに草津や谷川岳で雪が降ったとか、やっぱりなんだか地球がおかしいと思わせる出来事が続いています。

　さて、５月はゴールデンウイークなどもあり、休日が多いうえに通常月の倍以上の３月決算法人の申告で多忙を極める中、各種団体の総会や私用等も入り決算打ち合わせの日程調整等大変ご無理ご迷惑をおかけいたしました。ご協力に対し深く感謝申し上げます。

　厳しい経済環境の中、資金繰りなどの相談、決算、申告、腰痛で熟睡できない日が続いています。行政やマスメデアも本当に中小零細企業の実態がわかっていれば良いのですが茨城県民としては、ちょっとギャップを感じるところです。

　亡くなった作家の城山三郎さんが「背伸びして視野を広げている内、背が伸びてしまうこともあり得る。それが人生の面白さである。たとえ今、爪先が痛くても」と若い人への期待を込めて、人生について述べられていますが、今月号では勝間和代さんの「人生を変える法則」と題してジャネの法則を取り上げました。年を取れば取るほど、「人は我慢強くなる」という良い点と「何か行動を起こそうとするときに動きが悪くなる」という悪い点を持っているということです。だからこそ、何か社会で行動を起こすときには動きの良い若年と、思慮深い中高年の組み合わせが必要になると述べておられます。

　今日のような変化の激しい時代には多くの経験をされた中高年のサポートと主役である若年層の一層の奮起が期待されるということでしょうか。

　皆様方はいかがお考えでしょうか。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１０年５月　　桑　　原