作成日:2010/01/29
行く年来る年
2008年も残り僅かになりました。年の瀬を迎えて毎日毎日マスコミを賑わしているのは不景気から来る雇用不安のニュースばかりです。ソニーの16,000人のリストラを皮切りに自動車業界、家電業界にまで伝播し、不動産業界では内定取り消しまで出る始末。各省庁の外郭団体も無駄を省くという掛け声だけでやりたい放題。今やるべきこと、やらなければならないことはスピードが求められているのに肝心なことは置き去りにされているように感じるのは私だけでしょうか。官が国民を管理するときは公正という言葉を使ってもっともらしく振舞っていますが、考えていることは自己保身のみ、相手の心情などに対する配慮は感じられません。
地球温暖化とはうらはらに心が凍りつくような年末を迎えて、100年に一度の不況だから仕方が無いでは済まされない状況です。
今年の世相を漢字で現すとすれば「変」英語で言うと「Change」らしいのですがもう数年前にイチロー選手が「変えなくっちゃ」とコマーシャルで言っていたことを思い出しました。
11月の終わりには県の産業政策課も中小企業対象の「セーフティネット融資」に5,000万円を限度とする緊急保証枠を新設しました。景気回復に3年はかかるという事ですから、今は大丈夫だと思っていても出来ればこれを活用した方が良いと思います。自分の身は自分で守る。金利の1から2%は保険料だという発想が必要です。
参考までに@茨城県セーフティネット融資申込書、A融資認定申請書をつけさして頂きました。
最後になりましたが、来年が皆様方にとってよき年になりますように,心より御祈念申し上げます。
2008.12.18 桑原