作成日:2010/01/29
総会シーズン終了
5月から6月にかけて毎日のようにあちらこちらで総会が花盛りです。
一つ一つの団体にとっては年に一回の株主又は会員の顔合せであり、親睦会でもあった訳ですが、最近ではそのような経営者の意向にそったシャンシャン総会も、配当要求や取締役の選任動議など海外の投資ファンドやこれに触発された機関投資家による、物言う株主群の出現により様変りしてきているように思います。
会社は誰のものでしょうか?
経済のグローバル化により、古くて新しい問題が再び問い直されようとしています。
何はともあれ、自浄能力の乏しい日本では、総会屋はいなくなっても緊張感のただよう総会で、経営方針や経営者の評価が行われる事は本来あるべき姿かも知れません。
独立行政法人にも是非このような厳しい総会で評価をしていただきたいものです。